みかみ いさお

誰もが最期まで自宅で元気に暮らせる社会へ

高齢者ドライバーと免許返納

先日、80代高齢者ドライバーの事故に対応しました!!

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<1979年当時の今泉、今泉台地域の航空写真です。>

今泉台は山の上に開発された住宅地です。昭和の高度成長の時代に鎌倉市内には同様に山を切り開き、開発された住宅地がいくつかあります。今、山の上が高齢化してしまっています。

共通の問題は「坂!!」移動手段として車を手放せず、わかっていても生活のために乗らざるを得ない。難しい問題です。

先日、毎週の野菜販売活動のさなか、突然外で”ガラスショーケースを倒したような音が、ガッシャーン” 数秒後に外にいたスタッフとお客様の悲鳴が。。。。。

慌てて外にでると、そこには”バンパーが横にはずれて開き、ブルトーザーのように道をザーザーと音をたてて擦り、何やら液体を漏らしながら走っている車が。。。。

走って追いかけて、車を止めようとするもご本人は「大丈夫!大丈夫!」となかなか止まらない。”大丈夫じゃないよ!ダメダメ!おじさん頭から血、出てんぞ~~!!”
やっと止まってくれました。

スタッフが救急車と警察に通報。それでも本人は同様していて、まだ帰るの一点張り、”このままじゃ車が走らないし、おじさんも救急隊が来たらケガを見てもらわないとダメだよ”と説得するも帰ろうと。。。何かをしていないと落ち着かないのはしょうがないなと思い、いっしょに壊れたウォッシャータンクを外したりして、ようやく落ち着いてきました。

”おじさんどうした??ハンドル切り損ねたの??”「アクセルとブレーキを間違えちゃったんだ」と答が返ってきました。こんな目の前でアクセルとブレーキーを間違える事故が起こるとは思っていませんでした。幸いおじさんのケガも浅いようでしたが、誰かが巻き込まれていいたらと思うとぞっとしました。

この町の移動手段、早急に考えなくてはいけません。